浅草橋のひさご

浅草橋の「ひさご」という立ち食い蕎麦屋に行った。 天ぷら(かき揚げ)そばを頼んだら、非常にうまかった。 つゆが美味い。最近の蕎麦屋は妙に甘ったるい汁で美味くないが、ここは昔の汁の味だ。二昔前のソバのような汁だ。なつかしい汁の味だ。 蕎麦も美味…

日韓の問題

韓国と日本でトラブルが起きている。 トラブルの発端は徴用工問題だろうが、「フッ化水素行方不明」による貿易管理の厳格化がそれに輪をかけた形になっている。 興味深いのは韓国の一連の対応だ。おそらくこれと同じような対応を李氏朝鮮独立のときも、日韓…

金正恩の憂鬱

金正恩は憂鬱だ。別にトランプや習近平のせいではない。経済制裁でもない。文在寅のせいである。二人は目指す方向が決定的に異なるのである。 金正恩も文在寅も、南北が統一されて一つの国になれば良いと思っている。金正恩も文在寅も、先進国になりたがって…

日韓のあつれき

憶測だが、韓国はフッ化水素を北朝鮮やイランへ密輸出していたのではないだろうか。 G20の終了を待っていたかのように(待っていたのだろうが)日本は韓国にフッ化水素を含む戦略物資3品目の輸出の厳格化を宣言した。 「韓国の管理が杜撰だから」、というのが…

参議院選挙

参議院選挙があるようだ。今回の見どころは、令和新撰組がどこまで勝てるか、というところだろう。言い方を変えると、アンチ・グローバリズムがどこまでグローバリズムに対抗できるのか、ということだ。 日本は世界再編の波に乗れるのだろうか?それとも、こ…

アメリカ中間選挙

アメリカの中間選挙戦も終了間近だ。共和党と民主党、接戦だがどちらが勝つのだろうか。まあ、上院は共和党だろうから、下院がどうなるかということだが、Mike Adams の昨日の予想ではどうやら共和党が負けるようだ。とはいえ、選挙はミズモノ。共和党には頑…

2014年の予想

2014年になった。今年はどんな年になるのだろうか。結論から言えば、世界経済がクラッシュし、戦争が起こるか、あるいは、戦争が起こるかの何れかだろう。どちらにせよ、戦争は不可避のようだ。まず、現在の状況を考えてみよう。一番重要なことは、アメリカ…

ヘッジファンドの憂鬱

誤解があるようだが、巷間言うところの「株式投資」は投資ではない。「投機」である。同様に、債権投資なども、投機である。ちなみに、投資は生産に基づく収益を目的として資本を投下することだが、投機は、将来の値上がりを期待し、再販売を目的として、株…

アベノミクスの失敗

株が先日来暴落している。異次元の金融緩和によって日本経済を立ち直らせる、ということだったが、ダメだったのだろうか?結論から言えば、一定の条件は付くが、ダメだったようだ。現在のような状況で、金融緩和がどのような経済効果を持つか、というと、こ…

オバマの就任演説の意味?

オバマ大統領も2期目になったが、どのような経済政策を行なうつもりなのだろうか?大統領就任演説をみる限り、どうやら、戦争や金融に頼った景気回復は企図していないようだ。では、どのような政策か、というと、おそらく1)日本に国債を買わせ(一説には50…

安倍政権の役割は?

どうやら安倍政権が誕生するようだ。安倍政権に期待されることはどんなことなのだろうか?ここで「期待される」と述べたが、誰にとって期待されるのか、というと、言うまでもなく、日本国民ではない。アメリカである。日本は現在、アメリカの植民地であり、…

中国はどうなる?

18大も終わり、主席も胡錦濤から習近平に変わった。江沢民派と胡錦濤派との権力争いはどうなったのか、と言うと、胡錦濤一派は軍部を、そして、江沢民一派は政治局常務委員会を獲って、両者痛み分け、というのが大方の見方のようだ。ちなみに、周永康は中央…

突然の解散総選挙の行方は?

突然、解散総選挙が決まった。野田首相は、てっきり引き延ばしを図ると思っていたが、予想が外れてしまった。残念!以下は妄想である。根拠はない。総選挙を突き上げたのは自民党だが、これは背後に米軍(CIA)の意思が働いているような気がする。先日、CIA長…

12月に総選挙?

マスコミによれば、野田首相は年内に衆議院を解散し、総選挙を行なうらしい。報道を見る限り、野田首相は国民の支持も失い、断崖絶壁に追い詰められているようだが、総選挙をするのだろうか? そして、その選挙結果は、果たしてどうなるのだろうか?結論から…

ニーチェ「ツァラトストラはかく語りき」の感想

学生時代に、と言っても、何十年も昔の話だが、ニーチェの「ツァラトストラはかく語りき」を読んだ。その感想である。人は、通常、心の拠り所を持っている。例えば、「俺はナントカ大学卒だ」とか、「俺は殿様の子孫だ」というたぐいのものだ。他にも、「俺…

新設大学が不認可!

文部科学省の設置審が新設の認可を答申した3大学が田中真紀子文部科学大臣の判断で、認可をしなかった。田中大臣によれば、「大学設置の認可を審査する審議会制度を抜本的に見直す(読売新聞)」とのことだ。決して田中大臣の気まぐれで不認可を判断したの…

石原新党立ち上げ?

石原東京都知事が、「新党を立ち上げ、国政に復帰する」、ということで都知事を辞任した。10月25日のことだ。石原氏は、第3極を結集する、ということだ。ただし、「国民の生活が第一」との連携は考えていないそうだ。ということで、どうやら、維新の会との…

日本の近未来

欧米が金融財政危機に直面し、シリアとその周辺で紛争が勃発し、尖閣で日中が対立している。日本は、と言えば、福島の原発処理、東北復興、国債・財政、米軍、安保、経済成長、貧富の差などなど、問題が山積している。日本経済は停滞している。民主党も自民…

週刊朝日と橋下大阪市長

週刊朝日が橋下大阪市長(というよりは「日本維新の会」の代表、と言うべきか)の記事を書いた。どのような記事かというと、橋下氏の政策や人格などではなく、橋下氏の出自の話で、その際、被差別部落の地名を挙げたようだ。橋下氏は、名前を挙げたことについ…

内乱と戦争:中期的な予想

明治維新以降、日本は中央集権的な国家体制をとってきた。江戸時代は藩単位の地方分権的な国家だったが、なぜ、中央集権的になったか、というと、主に軍事力のためだろう。国家の規模が大きくなれば、攻撃がしやすいのは明らかだが、防御もしやすくなる(国境…

バイオリンの受難

ドイツの税関でバイオリンが押収される、ということが2度ほど起こっているようだ。書類の不備ということだが、どうみても税関職員が外国人にいやがらせをしたとしか見えない。人間どうしのいざこざに巻き込まれるバイオリンにしたらたまったものではないが…

韓国の近未来

竹島問題が少し下火になったと思ったら、再び燃え上ってきたようだ。まるで、何とかして日本に紛争を起こさせたいような挑発だ。日韓関係がギクシャクしているようだが、韓国は今後、どうなるのだろうか? 以下は根拠のある話ではない。単なる妄想である。韓…

野田首相が内閣改造

野田首相が内閣を改造した。野田内閣には、対処すべきさまざまな問題がある。東北復興や景気回復の問題、日中・日韓の尖閣・竹島の外交問題、さらには消費税などなどである。どれもこれも重要な問題だが、野田改造内閣はこれらにどう取り組んで行こうとして…

なぜ安倍晋三か?

なぜ、石破茂ではなく安倍晋三が自民党の総裁になったのだろか? まあ、選挙の結果だから、と言ってしまえばそれまでだが、ちょっと気になる。以下は想像である。自民党の本流は、岸や福田の満洲閥だ。そして、満洲閥の自民党内での派閥が清和会だ。敗戦以来…

台湾の漁船と巡視船が尖閣諸島に侵入

9月25日午前に台湾の漁船団と海岸巡防署(海上保安庁のようなもの)の巡視船が尖閣諸島に侵入したようだ。前日の夜に台湾東部の港から出航したという。そこから尖閣までの直線距離は200キロくらいだから、時速20㎞として10時間前後だろう。巡視船も一緒だから…

中国はなぜ反日なのか?

日中友好40周年というのに、尖閣問題で反日機運が高まったようだ。反日は今回に限ったことではないが、なぜ、中国は友好と反日を繰り返すのだろうか? 日本が何か悪いことをすると反日になり、良いことをすると友好になるのだろうか?実は、中国は基本的に反…

最悪のシナリオは?

現在予想される、年末までの最悪のシナリオを想像してみる。ただし、隕石落下や巨大地震で地球滅亡、などというのは除く。まず、きっかけは10月中旬、ギリシャのEU離脱から始まる。その直後、ドイツも離脱し、ドイツマルクが復活する。それを見たEUのド…

北朝鮮の憂鬱

北朝鮮は、中国と同様の経済政策、すなわち市場経済の本格的な導入を考えているようだが、アメリカに邪魔され、困っているようだ。以下は妄想である。根拠は無い。北朝鮮が、「改革開放」路線を採り、自由化が進むと、一番困るのはアメリカ軍だ。沖縄にいら…

上海派(江沢民一派)の懊悩

江沢民が中心となって90年代初期から推し進めてきた「社会主義市場経済」が大きな曲がり角に来ている。欧米のバブル崩壊で、いままでのビジネスモデルがダメになったからだ。中国が進めてきた「改革開放」は訒小平によって70年代末期から開始されたが、1989…

尖閣をめぐる暴動の意味

9月15日に、尖閣諸島の領有権をめぐり、中国各地で反日デモや暴動が起きたようだ。中国で反日デモや暴動がどれだけ起きようと、それは民衆の意思とはあまり関係ない。政治の一環としてデモや暴動が起こる。では、政治家はどのような意図で、今回のデモや暴動…